数学・理科甲子園 2011

2011年10月22日 @ 甲南大学岡本キャンパス


ダ・ヴィンチプラン


本大会の結果や大会の様子がまとめられています

現在、全国大会のマスコットキャラクタの名前を募集しているようです。


チーム「DRAGONFLY」

 初回の開催以来、継続して参加している「数学・理科甲子園」に今年も参加してきました。 今年は全国大会である「科学の甲子園」への予選も兼ねており、51校もの高等学校・高等専門学校 が集まり、かつてない激戦となりました。本校からは科学総合コースの1年生2名、同2年生4名 で混成チーム「DRAGONFLY」を結成し挑みました。その健闘ぶりを報告します。

予選

 まずは全チーム参加の予選です。3人それぞれが数学と理科に関する問題を解く個人戦と、 3人が協力して問題を解く団体戦からなり、その合計点を競います。次の本戦に出場できるのは 上位16チームです。数学では、「a+b+c+d=a*b*c*dを満たす正の整数a,b,c,dを求めよ」という解け そうで解けない問題が出たり、理科ではタイムリーな放射線量の計算問題が出たりと苦戦しました。 結果は…


団体戦で見事全問正解を成し遂げ、堂々の 1位通過しました!(最後まで呼ばれなかったのでヒヤヒヤしました(^_^;))

本戦

午後からは勝ち残った16チームで本戦を戦いました。前半は数学の問題に3人で挑みました。 1/2, 1/3, 1/4, 1/5,…1/10の数字がそれぞれ1,2,3,4,…9個用意されており、それらを使って 1よりも小さい数字を作るというものです。例えば、1/2+1/4+1/9+1/9 = 35/36 = 0.972…といった 具合です。最終的に最も1に近い組み合わせを見つけたチームから順に点が入るというものでした。 後半の理科工作では、プラスチックボードを10個の長方形に分け、それらを全て使って、机から どれだけはみ出させることが出来るかを競いました。どちらも、全力で取り組みました。 果たして決勝に進出できたのでしょうか。


結果は…7位となり、残念ながら決勝進出はなりませんでした。 数学・理科工作のどちらも大きな失敗をしなかっただけに非常に悔しい結果となりました。 逆に言うと、どちらもとりわけ際立った結果が得られなかったことが敗因かと思われます。いかに 斬新な発想が出来るか、どれだけ工作に慣れ親しむことができるか。これは来年度への課題と なるでしょう。

後記

初の1・2年生混成チームで挑んだ今大会でしたが、得るものは大きかったと思います。一つは、 1年生が経験を積むことができたことです。もう一つは、教員側がとてもインスピレーションを 受けたことです。深く考えさせる課題の多くに脱帽させられました。来年度は、教員と生徒が 一丸となって優勝を目指したいと思います。